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zoom RSS [Raspberry Pi] ラズパイとrecalboxで、お手軽に超小型レトロゲーム機作成

<<   作成日時 : 2015/07/31 03:45  

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HDMI入力しか無い最近の大画面テレビでレトロゲームをプレイ




押入れ整理でレトロゲームを沢山発掘したんですが、最近のテレビには外部入力がHDMIのみや
アナログ接続はあってもコンポジット(黄白赤)やS端子、D端子が1系統のみなどが多く
そもそも昔のゲーム機を繋げるのがめんどい状況となっているので
クレカサイズの超小型PC「Raspberry Pi 2」を使ってレトロゲーム環境を作ってみました




今回用意したもの

・Rasberry Pi 2 Model B (4コア1GBメモリで2015年時点で最上位モデル)

・ラズパイB+用ケース (Pi2でも使える)

・・MicroSD 32GB (UHS-Iなど読み込みの早いもの、容量はお好みで)

・HDMIケーブル

・USB-AC 2.0Aアダプター+ケーブル (2A出力のアダプタとMicroUSBのケーブル)

・DUAL SHOCK 3 (PS3無線コントローラー、なければUSBゲームパッド等でok)

・小型Bluetoothアダプタ 
   (DS3接続用、ラズパイがBroadcomSoCなのでBroadcomチップ搭載のUSB-BT40LEにしました)

・USBキーボード(OSインストール用)/USBマウス(無くても良い)



「Raspberry Pi」は販売店舗が少ないんですが、今回は秋葉原にある千石電商で販売中の
『Raspberry Pi2スターターセット 』を使わせて頂きました

【セット内容】
 ・Raspberry Pi2 Model B 1GB本体
 ・Raspberry Pi 2/B+兼用ケース(クリア)
 ・microSD 8GB class10(NOOBS Ver1.4.0書き込み済)
 ・USB−ACアダプター 5V/2.0A
 ・USB microBケーブル 2mまたは1.5m(電源用)
 ・HDMIケーブル 2m
 ・LANケーブル 3m

http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4REN

ケーブル類を既に持っている方は本体のみで5400円(消費税8%込み)なので
本体+ケースで6000円ちょっとで済みます




Raspberry PiはLinuxベースのOSを使っているので、前準備にはPCを使用
SDフォーマッターを使い↑の様にMicroSDをフォーマットします

SDフォーマッター:https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/




フォーマットが終わったら、次はOSのインストールへ

今回導入するのは『recalboxOS』というレトロゲームコンソール特化のOSです
(ARMベースLinux)

後々紹介しますがゲーム(Emulator)起動のフロントエンドに『EmulationStation』を使用しています
同じEmulationStationを使っている物に【RetroPie OS】がありますが
RetroPieは比較的Linux部分を残しているのに対し、recalboxOSは必要な物を予め全部組み込んでおり
Terminalを全く触らずに環境構築ができるようになっています(recalboxOSはフランス人開発)


『recalboxOS』:http://www.recalbox.com/


https://github.com/digitalLumberjack/recalbox-os/releases/latest
より最新のrecalboxをダウンロード、zipを解凍して出てきたファイルをMicroSDのルートにコピー
コピーが終わったらRaspberryPiのMicroSDスロットにカチッ



全部繋ぐとこんなかんじに

MicroUSB(電源)
HDMI
LAN (有線でなくても無線LANアダプタを繋げば自動的に認識します)
Bluetoothレシーバ
DUAL SHOCK 3 (ペアリングのため最初はUSB接続)



電源ON/OFFのスイッチは自作しない限り付いていないので、USB電源をONにすると起動が始まります
読み込みが終わるとインストールするOS選択画面が出るので、キーボードorマウスで「recalboxOS-rpi2」を選択




OS本体が400MBちょっとなので、インストール自体は2・3分で完了します
(SDカードのR/W性能次第)



インストールが成功し、okを選択すると自動的に再起動



recalboxが起動してEmuStationのフロントエンドが表示されます

(機種選択時にBGMが鳴るんですが、SUPER NINTENDO:スーファミでは背景がマリオでBGMがナゼかゼルダ)




起動して10秒ほど経つとDS3のペアリング設定が終わっているのでUSBをぶっこ抜きます
DS3のPSボタンを押すと自動的にペアリングが始まり、以降はすべてコントローラーで操作します
(USBゲームパッドの場合は起動時から操作出来ます)

パッドのSTARTボタンを押すとメニューが出るので『CONFIGURE INPUT』でコントローラーのボタン配置設定
『CONFIGURE A CONTROLLER』を選択し、○ボタン長押しで設定スタート




設定は大体わかると思うので割愛して、一番重要なのがここ【HOTKEY】の設定!
Hotkeyを設定しないとゲーム起動後にメニューを呼び出せないので、電源直接抜くしか終了する方法がないです


ゲーム起動後は
HOTKEY+B(☓)でメニュー呼び出し(emu設定やゲーム終了はここ)
HOTKEY+Y(□)でステートセーブ書き込み
HOTKEY+X(△)でステートセーブ読み込み




ネットワーク接続でrecalboxを起動中、同一ネットワークのPCから「ネットワーク→RECALBOX」で
本体SDカード内の一部フォルダにアクセスが出来るようになります
ゲームデータの転送などはこちらで行います



ゲームデータですがファミコンは「FC Dumper」スーファミは「Retrode2 / SFC Dumper」でデータ吸出し
PS1はゲーム攻略ナビゲーターでのBIOS吸出し、PCでPS1ディスクのイメージ化を行い
持っているソフトに関しては起動確認が取れました
(他ハードに関しては本体・Dumper共に持っていないので、動作確認はしていません)

Dumperを持っていないかたはパソファミSuperUFOがお手軽です(入手難度的に)




各ゲームソフトにはMETADATAを設定できる機能が備わっていて、説明文、ゲームパッケージ画像等を
全て自分で編集できるようになっています

SCRAPEではネット上のデータベースからデータを探して自動的に全部設定してくれます
(日本のゲームは登録が少ないのか見つからないエラーが多い・・・)



日本版DQ3のデータが無かったので海外版DQ3のデータでSCRAPE
海外のSFC版DQ3ってFC版のパッケージイラスト使ってたのか・・・



基本的に説明文には英語しか使えないのですが、OSのソースファイルに日本語フォントの設定を追加すれば日本語表示も可能になるみたいです
ただビルド環境とか作ってると「お手軽」では無くなってしまうので、今回は割愛します




いよいよゲーム起動!

HDMI接続なので、ゲーム機本体をアナログ接続していた時と比べると映像がクリアで音も綺麗(ノイズ無し)
動作確認のためPCディスプレイにつないでますが、大画面テレビだとまた感動もひとしおになりそうですね




Hotkey+B(☓)で表示される設定画面
Quitでゲーム選択画面に戻ります

スーパーファミコンのエミュに関して、デフォではPocketSNESが選ばれていますが
一部音楽がおかしくなるので(DQ3の冒険の書を作るところなど)、設定を変更します



ネットワークのRECALBOX→systemからconfigファイルをエディタで開き
最下部の「;」を削除して「snes_emulator=snes9x」にして上書き保存




Recalboxに戻りSTARTのメニュー最下部からRESTARTを選んで再起動
SNESゲームを起動し直すとSnes9xでの起動に変更になりました




ゲームのセーブファイルはSRAM、ステート共に全て「sauvegardes」フォルダに保存されます
※catsfcではゲームデータと同じ場所に保存されるので注意が必要



セーブデータは通常のエミュと同じなので、カセットに書き込んだり改造ツールでも使用ok



ひと通り設定が終わったら余計なものは取っ払ってスッキリ



今回の方法ではUSBが3つ残るので、無線LANアダプタやUSBゲームパッドを増設して
マルチプレイ環境を作ってみてもいいかもしれませんね

RaspberryPiにはGPIOコネクタもあるので、コネクタを自作すればファミコンやスーファミのコントローラーも接続出来ます





ゲーム中のスクリーンショットはPNGで保存されます。
画質はHDMI出力時とほぼ変わらず

SFCだと720Pでの出力になるので、PC上で動かす時よりは若干画質は下がりますね



今回一番の謎は千石のセットについていたUSB-ACのバッテリーが東芝製NTT東日本モデルだった事かな




ポルトガル語ですが映像で同じ事やってるので分かりやすい動画



今回紹介してませんがKODI Mediacenterという旧XBMCが導入されているので
動画ファイルの再生、ネットワーク経由での音楽や動画再生なども楽しめるみたいですね
(PAD操作が何故か認識しないのでマウスかKBが必要でした)



追記

もっとコンパクトにしてみました

モバイルバッテリーのCheero PowerPlusは10,400mAhの大容量で2.1A出力が有るので
Raspberry Piの電源としては十分。実際には1A(1000mA)ちょっとしか使わないので、このバッテリーで
10時間くらいは起動していられます



追記2
せっかく作ったので海外限定で日本未発売のソフトも導入すべく、eBay(英語圏最大のオークションサイト)で
出品されているものを輸入してみました


海外限定発売のレトロゲームは意外と多いんですが有名なところだと
NES(ファミコン)にあるまじき音楽を奏でる「シルバーサーファー」や「マリオタイムマシン」などがありますが
今回は
「星のカービィ」と「ぷよぷよ」がコラボした「Kirby's Avalanche」

日本でも発売されている「スーパーマリオコレクション」の北米版発売時に限定販売された
「Super Mario All-Stars + Super Mario World」をeBayで購入して輸入してみました
(Worldが入っていないAll-Starsは、いわゆる”通常版”)


ゲームソフトに関しては輸出制限があるため、米Amazonでも日本への発送は不可!
なので今回は代行の「セカイモン」を利用

http://www.sekaimon.com/

おおまかな流れ
・eBayの商品をセカイモン経由で落札
・セカイモンに手数料を含めた金額を払う
・セカイモン側が出品者に支払い、連絡を行う
・セカイモンのLA倉庫に商品を送ってもらう
・LA倉庫から日本国内落札者へ国際便発送 (航空便なので高いけど早い)
・日本国内到着後通関を経て送料着払いで落札者のところへ
という感じ

基本的にセカイモン利用者はお金払うだけで登録住所に送られてくるので、かなり便利
(米国内輸送でトラブルがなければ)



そんな感じで商品が無事到着



米国内出品者→LAセカイモン倉庫まで2日
LAでの商品確認に1日
LA→日本→自宅までで6日ほど
合計で9日で到着

間に業者挟んでこの日数はそこそこ速いですね
送料は2つ同時梱包で送ったので約2500円でした(別々だと2倍かかります)



SuperNES(SNES)のカセットはカートリッジ形状がアメリカナイズで大きくなっているので
カセットかスーファミ本体を削る必要がありますが、今回は手っ取り早くPARを使って起動します
(PARでなくとも本体の外でセットするタイプならok)



改造コードは使わないのでメニューから「ゲームにもどる」を使うとSNESソフトが起動します



無事起動確認ヽ(`▽´)/



マリオ、マリオLL(日本版2)、マリオ2(日本版USA)、マリオ3、マリオワールドの5作品が
1本で全て遊べるのは良いですね〜



カービィの方も問題なし
ゲームは「ぷよぷよ」のシステムでキャラと音楽が星のカービィになっているだけなので割愛

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コメント(3件)

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すごい久久の更新だ・・・
SDGO終わった感想とかが載るとばかり思ってたw
タッキー
2015/08/01 21:14
最近はついったーで済むことが多いんですよねー
カプファは5/30で本家も終了しましたが、モデルデータ流用で携帯ゲームが開発中なので
それが日本からもプレイできるようなら何か書くかも?

ちなみにラズパイはARM版Flashを強引に入れても動作が重いので
まともにブラウザゲームは出来なかったです(HTML5ならそれなりに)
えんとり
2015/08/03 18:17
参考になりました
PPQ
2017/03/26 10:08

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